読書初心者が陥る『積ん読』という最も危険な状態

読書初心者が陥る最も危険な状態
こんにちは、篠原錬です。
読書をしている人で、
こんな悩みを持っている人は多いかと思います。
『一度読んだ本の内容を忘れてしまう・・・』
これは、ほとんどの人が経験することですよね。
一度読んで本棚に置いてある本を手にとって読んでみても
本に書かれていることをまったく活かしきれていない、
それどころか、本の内容をほとんど忘れてしまっている・・・。
こういう経験は誰しもあると思います。
その理由は単純で、
『一度得た知識をそのまま放置しているから』
です。
読書をしたあと、基本的に一度読んだ本は
そのまま放置することがほとんどです。
自分の本棚を見てもらえればわかりますが、
実際に手に取ってみて内容をちゃんと覚えているのは
ほんの数冊しかないと思います。
この状態は非常にもったいないです。
一度買った本の内容を活かしきれていないということは、
『積ん読』
をしている状態です。
積ん読とは?
積ん読とは、僕が考えている最も危険な状態で
『本を読んだ気になっている』
状態のことです。
たくさんの本を持っているものの、
その本の内容をまったく吸収しておらず、
そのくせに『自分は本をたくさん読んでいる』
と思い込んでいる人のことです。
積ん読は自分に大した知識がないのに、
本をたくさん読んでいるという理由だけでプライドが高いので
そういうイタい人のことを『積ん読』
と言って馬鹿にする言葉が最近できました。
すごい的確で、正しい表現だと思います。
本をただ積み上げるだけの人・・・
この状態には間違ってもならないでくださいね。
これは塾とか速読教室とか、
安い速読を教えている本を買って
速読を中途半端に習得してしまった人達が陥りがちな罠ですが・・・・。
速読を習得して本を読んでも、
その本の内容を覚えていなかったら意味がないです。笑
そんなのただの時間の無駄だし、
お金もすごくもったいないです。
100冊のいい加減な本を読むより、
1冊の本を丁寧に読むほうが力が付くこともあります。
これをぜひ覚えておいてください。
たまに、ブログだけ読んだ人の中で
『1日24冊も本を読んで、適当に読んでいるんじゃないですか?』
とコメントを送ってくる人がいますが
これをとんだ見当違いで、
僕は速読を利用して数十冊もの本を読んでいますが
ちゃんと、その本の内容を自分の中に落とし込む読書法をやっています。
『精読』という技術です。
コチラで詳しく詳しくお話していますので、
ぜひ読んでみてください。
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