日本の教育では読書のやり方が間違っている

読書法の教育は間違っている
読書というものは、
一生付き合っていくすばらしいものにも関わらず、
日本の教育では『読書法』について、
間違った教育をされています。
その代表例が、
『本は一字一句逃さず読め!!』
という教育です。
僕も、小学校・中学校と本を読んでいくなかで
読んでいない章や読み飛ばした文章があると
こっぴどく怒られていました。
もちろん、僕がいい加減な性格だったということもありますが
それにしても、文章を読み飛ばすことに
敏感になりすぎていたと思います。
その教育はいまでも続いていて、
・大事なところにはアンダーラインを引く
・要約をやってみる
というやり方が浸透している以外は、
目立った変化は見られません。
そのせいなのか、日本人は全員
『本は隅々まできちんと読むもの』
という考えを持っています。
僕がその違和感に気付いたのは、
本当に速読を勉強してからでした。
『本は読み飛ばしてをしてもいいんだよ』
『読み飛ばしをしても読む方法があるんだよ』
ということを徹底して教わり、
完全に自分の中の常識が入れ替わったところで
ようやく、本を読み飛ばすことができるようになりました。
もし、誰からもそのブロックを解除してもらえなかったら、
いまでも苦い思いをしながら本を読んでいたと思います。
読み飛ばしは難しい
『本を読み飛ばすのなんて簡単だ』
と思っている人は多いかもしれませんが、
これは大きな間違いです。
本を読み飛ばすのは、すごく難しい作業なのです。
試しに、新品の本を一冊買って、
パラパラとめくるだけで本を読んでみてください。
多分、読んでいない部分を
読みたくて読みたくて仕方なくなると思います。
心がザワザワして、落ち着かなくなります。
「もったいない」
という気持ちが先行するからですね。
そのザワザワした気持ちを極力減らし、
読まなくても堂々としているためにはかなりの修練がいります。
だから、本を読み飛ばすのは難しいのです。
“読み飛ばし”というのもひとつのスキルであるということを理解してください。
読書家の奇行
基本的に、読書を習慣にしている人は
『読み飛ばし』を平気で行います。
なぜなら、読まなくてもわかる部分というものがあるからです。
例えば、心理学を専攻している人にとっては
・バンドワゴン効果
・ザイオンス効果
・吊り橋効果
なんてものは朝飯前の知識だし、
もし心理学の本を買って、
・バンドワゴンについて
と書いてあったら、その章について読む必要すらなくなります。
少し気になっても、パパッと読んで必要ないと感じたら
即座に切り捨てて次に進むことができます。
(もちろん、違う観点から解説している場合は別です)
もし、一字一句逃さずに読もうと思うと
すでに知っている知識について
大量の時間をかけて読むことになってしまいます。
だから、むしろ積極的に読み飛ばしをしていきましょう。
読み飛ばしをしてもいいように、
さきほど紹介した『精読』というスキルもあるのです。
今回は代表例を紹介しましたが、
このように読書に邪魔な教育が至るところに介在しているので、
まずはその余計な洗脳を解くことからスタートします。
P.R.5000人以上が学んだ速読術
僕は小さい頃から本を読んできませんでした。
そのせいでコンプレックスを抱えたり、
仕事ができなかったり、
コミュニケーションに難ががあったのです。
そんな僕が、速読法に出会って
読書をするようになってから、
あっさりと成功することができました。
いまは経営者として活動したり、
セミナーにゲストに呼ばれて講演をしたり、
教養人と一緒に仕事をしたりしています
その経験から、才能に恵まれなかったとしても
本を読んで知的好奇心のままに過ごせば
誰でも自分を変えられると信じています。
そして、読書家が少しでも増えれば、
一人一人の知識の総量は増え、
世界はもっと良くなると本気で思ってます。
その理念から、僕がどのように速読に取り組み、
ゼロからスキルを磨いていったのか、
その成功体験を一つの書籍にまとめてみました。
電子書籍は、これまで5000人以上が読んできました
この書籍に出会って成功した人も大勢います。
難しい言葉は極力使わずに、
20分程度でサクッと読める内容に仕上げています。
もし興味があれば読んでみてください。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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