「言ってはいけない残酷すぎる真実/橘 玲」を本気でレビュー・書評してみた

言ってはいけない残酷すぎるレビューとは?
こんにちは、篠原錬です。
言ってはいけない残酷すぎる真実/橘 玲
という本を見つけたので、レビューしたいと思います。
この本は一般的な社会ではタブーとされている、
「言ってはいけないこと」
をガンガン告発する、痛快な内容となっています。
要するに、『社会が見てみぬふりをしている真実』
を浮き彫りにするというものです。
この手の社会批判本は、読んでいて
新しい考えが手に入るので面白いです。
僕も興味を持ったので手に取って読んでみましたが、
★★★☆☆ 星3つとさせていただきます。
どんな人にオススメ?
言ってはいけない 残酷すぎる真実
ですが、まだあまり本をたくさん読んでいない!
という人にオススメです。
というのも、この本は色んな本に書かれている
社会批判がギュッと凝縮された本で
すでにたっぷりと読書をしていて、
この手の本を何冊も読んでいる人にとっては
少し物足りない内容であると言えるからです。
ただそれだけに、まだこの手の本を読んでいない人にとっては
発見の連続だと思うので、そういう意味でオススメです。
この本が人気になっているのもそういう理由でしょうね。
特に、メディアの報道について
『国民に対する批判』
については新しい発見があるのではないでしょうか。
ほとんどのメディアは容疑者を叩いて終わるだけで、
それを見る国民も掲示板で容疑者や被害者の情報を拡散するだけ。
↑これはその事件の裏に隠された原因を抉り出そうとしない無意味なものである。
これこそまさに「言ってはいけない真実」ですよね。
みんな頭の奥底ではわかっているけど、
あえて口に出すようなことはしない暗黙知の領域の話です。
ほかにわかりやすい例を出すと、
例えば『遺伝子ではなく環境で人生が決まる』
とか『IQと幸せは直結しない』
などなど
頭の中で否定したくなるような残酷な真実が並べられています。
一般常識ではタブーであることをガンガン言ってくれる本
この本が痛快だと思ったのは、
一般的な常識では『タブー』とされることを
正面から堂々と言ってくれるからです。
頭の中で一度は疑問符が浮かんだもので、
常識の中に押し込まれてしまった考えを
この本は浮き彫りにしてくれます。
だから、初心者にオススメというのはそういう点です。
あらかじめ社会に対して疑問を持っていて、
この本に出てくる批判をある程度持っている人にとっては物足りない。
だから僕は★3つという評価にしました。
言ってはいけない残酷すぎる真実の使い方
僕はこの本を元に、
もっと掘り下げて社会学を勉強するべきだと思っています。
例えばさきほど挙げたメディアの問題、
遺伝子と環境の問題、IQの問題
またサイコパスの問題など出てきますが
それらひとつひとつの話題に興味を持たせてくれるような構成になっています。
この本の使い方としては、
そうして興味が出てきた内容を深く掘り下げていく
という行動を取るべきだと思っています。
現実を突きつけられていい気分にはならないと思います。
ただ、現実は現実なのでそれは素直に受け止めて、
その上で色々とモヤモヤした部分が出てくるのがこの本の特徴です。
自分が押し込んでいた疑問が掘り起こされるので、
モヤモヤするのは当然です。
ただ、そのモヤモヤをそのままにしていたら、
また元の常識の中に戻るだけ。
大切なのは、そのモヤモヤを解消するために
関連本を何冊か読むことです。
自分の興味のままに、数冊本を読んでみてください。
(効率良く本を読む方法はまとめてあります)
その上でこの本をもう一度読むと、
また新しい発見が得られると思います。
以上、言ってはいけない残酷すぎる真実/橘 玲でした。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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