小さい頃からまったく読書をしてこなくて、おまけに知識も教養もなくて読書嫌いだった僕が、とある速読法であっという間に1日24冊の本を読めるようになった話。

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【書評】『わかったつもり〜読解力がつかない本当の原因〜』を読んで、本当にわかる人になる方法

わかったつもり

 

こんにちは、篠原です。

 

今日は『わかったつもり』という、読解力だけでなく、
理解力や文章を書く力のアップにもつながる本を見つけたので、
紹介したいと思います。

 

 

本や文章を読んだ後、
「面白かった」とか、簡単な感想は言えるのに、
具体的なことが言えなくて、モヤモヤすることがあります。

 

特に仕事や勉強で、
読んで答えなければならない、書かなければならない、のに
上手くできないときはツライです。

 

それは、「わからない」ことがたくさんあるからではなく、
「わかっている」と思っていることが、
邪魔をしているからかもしれません。

 

この本を読むと、自分の「わかっている」が
どれほど曖昧なものか、よくわかります。

 

そして、その曖昧な「わかっている」に
どう対処したらいいかがわかります。

 

自分の読解力に気づけるとともに、
もっと深い読み方があると知って、
これからの読書はより楽しみが広がります。

 

また、テストや課題、仕事で読解力が必要な人で、
「自分はいつになったら読む力がつくんだろう」と悩んでいる人には、
その悩みを解決する一冊になるかもしれません。

 

 

『わかったつもり』著者の西林克彦さんについて

『わかったつもり 読解力がつかない本当の原因』を書いた
西林克彦さんは、大学の教育学部などで教授を勤めた経験のある方です。

 

「「知識のありよう」をベースに、学習や学習指導を
より細かく考えることを実践している」そうです。

 

この本の他に、『あなたの勉強法はどこがいけないのか?』という
「知識のしくみ」が自分のものになる方法について書かれた本もあります。

 

「勉強ができない理由は「能力」のせいではない」という言葉が
気になるので、僕も読んでみたいと思います。

 

本当に「わかっている」?

 

『わかったつもり』を読むなかで、
僕がもっとも目からウロコだったのは、
読解力をつけるために注目するのは
「わからないこと」ではなく、
「わかっていること」(「わかったつもりのこと」)だ、
ということです。

 

例えば、このレビューを読んでいる人が、
小学2年生の国語の教科書を読んで、
「わかりません」と答える人はほとんどいないと思います。

 

僕もそう思っていました。

 

この本には実際に、教科書の文章が載っています。
読んで、質問に答えましたが…僕は「わかりません」でした。

 

小学生の教科書は、
もちろん文法もわかるし、単語もわかるし、
読めます。わからないことはありません。
わからないことが何もないので、それ以上考えることもしません。
でもそれは、本当に内容が「わかる」と同じ状態ではなかったのです。
そんな浅いわかり方から抜け出せないのは、
その状態が「わからない」からではなく、
一種の「わかった」状態だからです。

 

この一種の「わかった」状態こそが、
「わかったつもり」状態なのです。

 

読解力をつけるには、
この「わかったつもり」の状態から
脱出しなければなりません。

 

西林さんによれば、
「かなり意図的に対策を講じないと、
「わかったつもり」の状態からの脱出は難しい」
ということです。

読むための 「知識」と「文脈」

 

ここで本文に出てくる2つの文章を読みたいと思います。

 

「サリーがアイロンをかけたので、シャツはきれいだった。」
「サリーがアイロンをかけたので、シャツはしわくちゃになった。」

 

1つ目の文章は意味がわかりますね。
2つ目の文章は不自然な感じがしませんか。

 

このように感じるのは、僕たちが
「アイロン」に関して、ひとまとまりの知識(スキーマ)、
つまり「アイロンを服にかけるときれいになる」
というような知識を持っているからです。

 

文章を読むとき、僕たちはこの「ひとまとまりの知識(スキーマ)」を
無意識に使っています。

 

もう一つ、僕たちが文章を読むときに考えているのが、
「文脈」です。

 

2つ目の文章について、例えば「サリーはアイロンがけが下手」
という文脈があればどうでしょうか。
意味がわかる文章になると思います。

 

他にも面白い文章がありました。

 

「布が破れたので、干し草の山が重要であった。」

 

何のことを言っているか、わかりますか。
僕は全然わかりませんでした。

 

布、破れる、干し草、山…が何かはわかります。
知識はあります。
でもそれぞれに関連性が見られないので、
何を言っているかわかりません。

 

では、これは「パラシュートの話です」と言うとどうですか。

 

パラシュートと聞けば、
パラシュートの布が破れて、落ちたので、
下にあった干し草が重要であった、
という想像ができます。

 

僕たちはどんな話かという文脈を頼りに、
それに必要なひとまとまりの知識(スキーマ)を探して、
文を「わかっている」のです。

文章全体の雰囲気、文脈という「魔力」

 

文脈と知識(スキーマ)を使っているのはわかりました。
でも、なぜ「わかったつもり」になるのでしょうか。

 

「わかったつもり」状態には、いくつか種類があります。
ここで1つの状態を紹介したいと思います。

 

本文の例で、小学3年生の教科書に出てくる
『小さなリスの大旅行』という話がありました。

 

この話は、大都会でびくびく暮らしていたリスが、
西部の大きな木の森の話を聞いて、行きたいと思い、
最終的にそこに行ける、という話です。

 

この話の中で、リスはなかなか大都会の外に出られず、
帰ろうとするのですが、引っかかった凧をとってあげようとして、
結果的に凧に連れられて西部に着いてしまいます。

 

面白いことに、これを読んだ人の一部が、
一読後に本文を読まないで質問に答えたところ、
「凧につかまったのは西部に行くためであった。」
と答えたそうです。

 

「リスは西部に行く」という文脈があったために、
部分を深く読まずに解釈してしまった、というのです。

 

文章全体の雰囲気、文脈には、
このように部分を大雑把に読ませ、
簡単に読み間違いさせるくらいの「魔力」があるといいます。

 

文章全体の「魔力」にかかって、
「わかったつもり」の状態になったために、
部分を深く読めないまま、
知識(スキーマ)を引き出して読んでいるので、
読解力につながらないのです。

 

「わかったつもり」からの脱出

 

まずは、自分が「わかった」状態なのではなく、
「わかったつもり」状態なのだ、と明確にしなければなりません。

 

「わかったつもり」状態の種類を見極め、
その種類に対してそれぞれの手だてを考える必要があります。

 

例えば、僕の場合は先に紹介した「文章全体(文脈)の雰囲気」
という「わかったつもり」状態に弱いです。
文を読むとき、ある程度、自分のなかで
「こんな話だろう」と文脈を決め込んで読んでいるんだと思います。

 

でもこの本を読んで、内容が深く理解できなかったとき
後から「本当にこの文脈しかダメだった?」と
考えるようになりました。
すると、自分で新しい文脈を思いつくこともありますし、
他の人が主張している文脈も受け入れることができて、
新しい読み方や考え方が広がりました。

 

国語のテストで、
なぜこの答えが〇で、この答えが×なのか、
わからなかったことはないですか。
僕自身、テストでできないときはいつも、
「自分には読解力がないんだな」と思い込んでいました。

 

でも、そもそも「正しい答えを1つ選ぶ」
という考え方が間違っていたんです。

 

使える文脈は決して1つではなく、
いくつかある可能性があります。
絶対に使えない文脈もあります。

 

国語のテストでは、正しい1つを考えるのではなく、
その文章の文脈、解釈として使えるものなのかどうか、
を考えることが必要だったんだな、とこれを読んで思いました。

 

この本を読んだ人のなかには、
難しいとか、繰り返しが多い、といった声もありますが、
この本の内容は、「わかったつもり」状態から抜け出すために、
やることを頭に入れ、実践して初めて、体感できるものだと思います。

 

僕の場合は、試しにこの本を読んでから、
日本昔話など、知っている話をもう一度読んでみると、
読む前とは違う発見がありました。

 

「わかったつもり」からの脱出は、
新しい解釈や理解につながります。

 

実際に、読書の幅が広がる、意識が変わった、
「わかったつもり」から脱出するよう習慣をつけたくなった、
という声もあります。

 

『わかったつもり』書評とまとめ

 

『わかったつもり』を読めば、
読解力・理解力アップにつながります。

 

それだけでなく、文章を書く力のアップにもなります。

 

読む側に起こる「わかったつもり」状態に
気づくことができれば、書くときには、
そのことに気を付けて、言葉を選んで書くことができるからです。

 

いつまでも読解力がつかない、
自分には読解力がない、なんて悩まずに、
これを読んで実践してみることをおすすめします。

 

この本は、色々な読解の力試しを楽しみながら
読むことができます。

 

 

新たな発見ができ、読解力・理解力が得られる感覚があるので
ぜひ読んで、試してみてください。

 

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僕は小さい頃から本を読んできませんでした。


 

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いまは経営者として活動したり、
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その経験から、才能に恵まれなかったとしても
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最後まで読んでいただきありがとうございました。


 

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著者プロフィール

20140719-BatteryParkCityNY-LunchWithErinAndrew (56Edit) - コピー

名前:篠原錬

 

小さい頃から本を読んでこなかったせいか、

知識も教養もゼロに等しかった。

 

まとめサイトで手に入れた情報をひけらかすなど

『情弱』『教養のない男』

というレッテルを貼られ続ける。

 

なんとかしないといけないと思い

様々な速読法に手を出すも、

詐欺まがいのものに出会い何度も挫折。

 

そんな中、

とある"キッカケ"に出会い、

確実な速読法を習得する。

 

その速読法を愚直に学び続け

正しく実践し、努力を続けたところ

いまでは1日24冊以上もの本を読めるように。

 

そしてその速読法を誰でも学べる形に

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